借金返済において、月の支払い額はどのように決めるのがよいでしょうか。

貸金業者には、月額最低いくらまでは支払うようにと決められた、最低支払額というものがあります。特に自分で設定しない限りは、月の支払額はその最低支払額になっています。

最低支払額は、月々の支払いの利息よりやや上回る程度に設定されている場合が多く、その額でコツコツ返済を続けても、借金がなかなか減らないということが起こってきます。

そうなると、支払った利息はどんどん膨れ上がるのに、生活は一向に楽にならないということになってしまいかねません。

今回は、そのまま返済をコツコツ続けるか、他の方法に切り替えるかの見極めについて
解説します。

ひと月あたりの利息額を出してみる

今ある借金の残高に対する利息がいくらなのかを調べてみます。

プロミスの場合で仮定すると、

100万円の最低支払額は、19,900円となっています。

月に20,000円ずつ支払いをした場合でも79ヶ月、すなわち、6年と半年はかかってしまいます。

その間の利息は、579,052円、借入した額の2分の1以上にものぼるということになります。

逆に100万円を3年で返済しようとすると、月額34,665円支払っていくことになります。

利息は247,934円になり、月20,000円ずつ支払っていた頃の半分以下に抑えることができています。

このように借金が100万にもなると、月々35,000円程度支払いしないと、返済が長期に渡り、また、その分利息も多く支払わなくてはならなくなってしまうのです。

月いくら返済できるかを正確に把握する

このように、いくらコツコツ支払いをしたとしても、借入額、月の支払額によっては、なかなか借金が減らず、支払いが長期に渡るとかなり多くの利息を支払わなくてはなりません。

まずは、月の収入支出をはっきりさせて、自分の借金に対して、月いくら返済をすることができるのかを把握することが必要です。

借金が大きければ大きいほど、早く支払いを終える努力をしなくてはなりません。

月に最大いくら借金返済に使えるか把握できたら、その価格で、各消費者金融等のホームページに設けられている返済シュミレーションを試してみましょう。

その返済額で、利息総額、また、完済まで何年かかるかを正確に計算してくれます。

その結果を、自分がコツコツ支払いを続ける価値があるのか、債務整理を検討した方がいいのかといった判断の材料にするとよいでしょう。

借金返済優先の生活をしよう

月の支払額を抑えて、長期に渡り支払いを続けるよりも、いち早く返済を終えることが、返済にかかる費用を抑える鍵になります。

そのため、返済が終わらない間は、生活費を節約したり、少しでもお金が入ったら返済に充てるといった、返済優先の生活をすることをおすすめします。

返済の長期化が予想される場合や、最低支払額の支払いが難しい場合

返済の長期化が予想される場合や、最低支払額の支払が難しい場合は、債務整理を検討する事をおすすめします。

支払いが難しくなった場合は、延滞期間が長くなればなるほど、延滞料もかさみ、また債務整理の交渉も難しくなるため、早めの検討が必要です。

すでには返済が長期に渡っている場合は、過払い請求ができる場合もあるため、任意整理を通して、大幅に借金を減らせる可能性もでてきます。

任意整理しても、返済が難しい場合には、個人再生、自己破産といった方法もあります。

整理する対象を選べないといったデメリットもありますが、被害を最小限に抑えたり、生活を立て直していける面で、自分にとってよりプラスである場合が多いでしょう。

また、債務整理後は3年から5年の期間で返済を終えなくてはなりません。

債務整理後に延滞すると、一括請求されるため、その期間は返済を絶対優先させなくてはなりません。

新たな借入も難しいために、借金が増えることもありません。そういった点で、ある意味確実に返済をする絶好の環境といえます。

不明点は、専門家に相談した上で着手することができます。

人物吹き出し

早く手を打てば打つほど、状態の悪化を防げますので、一人で悩む前に一度相談してみるといいですよ。

以上、言われた額をコツコツ支払うだけで本当に大丈夫?のまとめでした。