借入の返済方法には、大きく分けて4つの支払い方法があります。

  • 定率リボルビング方式
  • 借入後残高スライド元利定額返済方式
  • 残高スライドリボルビング方式
  • 定額リボルビング方式

年利が低いからといって、単純に利息がかからないと考えるのは危険です。

この4つの方式ごとに、毎月支払わなくてはならない最小返済額が違います。そのため、元金の減り方も違うため、年利が低いからといって支払う利息が低いとはいえません。

ここでは、返済方法ごとの特徴、注意点を解説します。

定率リボルビング方式

定率リボルビング方式とは、借り入れをした最終時点の金額を元に、最小返済額を計算します。

その際、利用者の限度額を元に、決められた割合を借り入れをした最終時点の金額にかけて計算することになります。

例えば、アコムの場合、
限度額30万円〜100万円未満の利率は3.00%です。

50万円借りた場合の最小返済額は、50万×0.03=1万5,000円になります。

それ以降、借り入れをしない限りは、完済まで1万5,000円以上を支払い続けることになります。

毎月の支払額が減らないので、支払いが大変に思われますが、ほかの業者よりその分早い返済ができ、利息も少なくて済みます。

アコムの他に、プロミスが同じ方式を利用しています。(プロミスは残高スライド元利定額返済方式と公式に表記していますが、実質同じ方法です。)

借入後残高スライド元利定額返済方式


借り入れをした最終時点の金額によって決められた最小返済額を計算します。

定率リボルビング方式と似ているようですが、この方式を利用する業者が独自に決定した、最小返済額がある点が異なります。例えば、モビットの場合はこうなります。

最終借入後残高 返済額
10万円以下 4,000円
10万円~20万円以下 8,000円
20万円~30万円以下 11,000円
30万円~40万円以下 11,000円
40万円~50万円以下 13,000円
50万円~60万円以下 16,000円
60万円~70万円以下 18,000円
70万円~80万円以下 21,000円
80万円~90万円以下 24,000円
90万円~100万円以下 26,000円

の最小返済額になります。元率リボルビング方式で計算した場合と近い返済額に設定されていることが多いため、リボルビング方式と同様に、比較的早い返済、低利息を望めます。

残高スライドリボルビング方式の場合

これは、ほとんどの銀行カードローンにおいて利用されている方法です。残高スライドという名前の通り、借入残高が減るごとに、返済額も低くスライドしていくのがこの方式です。

残高が減るごとに返済額も減るので、楽に見えますが逆にそのことによって、支払が長引き、利息を多く支払うことになります。

また、返済額が少なくなったことで、気が大きくなり、また借り入れをしてしまう危険性をはらんでいるため、そういった時ほど気を引き締める必要があります。

定額リボルビング方式

この方式は、利用者の利用限度額によって最小返済額が決定します。セブン銀行カードローンの場合は、

利用限度額 月々の返済額
10万円 原則5,000円
30万円~50万円 原則10,000円
70万円~100万円 原則15,000円

という決め方をしています。

また、この方式を利用しているオリックスVIPローンカードでは、残高スライドリボルビング方式との選択制を登用しています。

残高スライドリボルビング方式では積極的に繰上げ返済を

残高スライドリボルディング方式以外の方式では、基本、新たに借り入れをしない限りは、一定の返済額を支払い続けることになります。

しかし、残高スライドリボルディング方式の場合、必然的に返済額が減っていくために、残高が少ないのになかなか支払いが終わらず、結果的に多くの利息を支払うことになってしまいます。

特に、返済額が高額であればあるほど、その傾向にあります。どの金融業者でも、定期的な支払い以外に返済する、繰上げ返済、臨時返済が可能です。

ボーナス時に増額できるシステムなどがある業者もあります。

特に残高スライドリボルディング方式においては、そういったシステムを利用されることをおすすめします。

最小返済額が支払えない場合

最小返済額が支払いできない場合は、債務整理をとおして、月々無理なく支払いできるように、債務の整理をすることをおすすめします。

滞納が長引くと、一括請求や、給料差し押さえなどといった処置を余儀なくされてしまいます。

そうなる前に、支払いが難しいとわかった時点で、債務整理を検討、実際に債務整理専門の弁護士、司法書士に相談してみましょう。

人物吹き出し


ネットから、無料、匿名で、最寄りの債務整理専門の弁護士、司法書士に相談できるサイトもあるので、時間がない、どうしていいかわからないといった方に大変便利ですよ。

以上、残高スライドリボルビング方式の罠!返済額が減った時に注意のまとめでした。