FXで大損をした。自己破産は出来るのか?
FXには、利用者のある一定以上の損失の拡大を防ぐための強制ロスカットシステムが登用されており、基本借金が発生する以前の時点で、取引の強制終了が行われます。

そのため、自分の保有資金内で行えば、基本、借金が発生することはありません。

しかし、利用者の無理な資金のやりくりによっては、多額の負債を抱えてしまう可能性も秘めています。

FXにおいて、具体的にどのようにして借金が発生してしまうのか、また、その借金をどのように解決していくことができるのかについて、解説していきます。

急激な相場の変動によりロスカットが間に合わない場合

週末から週明け、または夜中といった日本において取引が行われない時間に、レートの急激な変動が起こると、ロスカットの実行が間に合わないということが起こり、必要証拠金がゼロもしくはマイナスになることもあります。

2010年のギリシャショック、2011年のスイスショック、また東日本大震災の際におけるロスカットの遅れによって、一気に多額負債者となった投資家も少なくありませんでした。

自分の保有資産を超えて投資してしまう場合

例えば、一度負けを経験した場合に、次の勝負で取り返そうとして、資産が十分でない状態で、金融機関より借金をして投資するといった場合があったとします。

結果的に予想が外れてマイナスを解消できないと、その借金がそのまま負債になってしまうということが起こってしまいます。

高いリバレッジ設定による巨額の負債リスク

FXで巨額の負債をかかえる原因として、リバレッジを大きく設定できることがあげられます。

自分の保有資金の最大25倍の価値で資金運用ができるため、高く設定するほど、買ったときにはその分大きく利益が望めますが、負けた時のリスクも大変大きくなります。

自らの保有資金を無視して、負けた時のリスクを想定せずに、高いリバレッジでFXを行ったときに、1日で1,000万円を超えた借金を抱えてしまうといった事態に見舞われてしまうというのです。

FXで生じた借金が支払えない

基本的にFXの追証は、一括払いとされています。

もし、レバレッジの大きい取引などにより、追証の金額が莫大で、一括での返済が難しいといった場合はどのように対応すればいいのでしょうか。

指定日までに返済ができずに、滞納してしまうと、そこで延滞金が発生してしまいます。

少しでも、損失を抑えるためにできることとして、少しでも早く債務整理を行うことがあげられます。

法的に支払いができないということを債権者に報告する手続きを行うため、一時的に請求をストップすることができ、同時に延滞金の追加もストップされるためです

個人再生を行う場合

個人再生は、自己破産とは異なり、借金の理由を問われることはありません。

5分の1に減額した債務を、3年から5年間において、支払っていけるようであれば、住宅ローンを整理の対象とすることなく、借金を解決していくことができます。

自己破産もできる

自己破産を行わなくては、生活を立て直すことが難しいといった場合にはどうでしょうか。

自己破産では、債務における責任をすべて免除してもらうことになるため、その免責に値するのか、借金の原因の内容が問われます。

FXにおける借金は、消費または賭博その他の射幸行為によって著しく財産を減少させ、又は過大な債務を負担したことという、免責不許可事由に当たるため、基本的には、免責対象外とみなされます。

しかし、その債務に対して誠実な対応を行うことによって、裁量免責を受けられるケースがほとんどだと言われています。

  • 破産者が、過去を十分に反省している。
  • 射幸行為を断って、堅実な生活をしている。
  • 破産管財人の業務に十分協力している。

といった点で、債務者の態度を評価できれば、自己破産を確定してもらうことができるといわれています。

人物吹き出し

何が起こる変わらない、為替レートの駆け引きで、もし、突如として自分の力でどうすることもできない状況に見舞われた場合にも、一人で悩まずに、債務整理などの方法も検討してみられてください。

どうにもならないということはありません。

必ず道があると信じることが、物事をいい方向に運んでくれます。