日本の50代というと、子供は高校、大学生といったお金のかかる時期であったり、また住宅ローンも完済まではいかず、人生においても、まだまだ支出も多い時期だといえます。

しかし、現在、50代とは一番退職を願われる年代だともいわれています。

2013年に行われた人材マネージメント調査おいても、早期退職優遇制度などに通して、積極的に早期退職を促している企業が全体の四割程度を占めるといった現象もあらわれてきています。

一度正社員として入社したら、定年までは安泰という話も今は古き良き時代の話となってしまいました。

予期せぬリストラや、収入の激減により、50代にして突然おとずれた生活苦に、どのように立ち向かっていくかについてお伝えしていきたいと思います。

リストラ後の就職活動

リストラ後に、一年以内に再就職できた人は、全体の四割にしかならず、それ以外の方は一年をすぎても、就活を余儀なくされているといわれています。

就活のさなかに失業保険の期間を超えてしまった場合は、当然生活が難しくなってくるはずです。

就職を決めるための心得

通常35歳を超えた時点から、正社員での雇用は難しくなってきます。

そのため、50代で再就職をするとなると、契約社員や、アルバイトといった雇用体制でないとそうそう雇い先が見つからないといえます。

前職場に置いて、技術、専門職といった、代人を探すのが難しいスキルを保有している場合に正社員として雇用されるケースもありますが、大変まれだといえます。

リストラ後になかなか就職がきまらないといって悩んでいる方の中でも、雇用体制や、給料に折り合いを付けられないといった声がよく聞かれます。

やはり50代を半ばに職場を後にすると、ある程度のキャリアを積み、ある程度の給料をもらってきた方も多いはずです。

そのため、その経験と再就職先の条件とを比較して、再就職へのモチベーションを落としてしまうということが容易に起こってしまうのです。

これはリストラを受けた誰もが陥りかねない心境です。

しかし逆に考えると、そういった心境を通過した方はあなただけではないということ。

今の財政で、50代の早期退職は珍しい話では決してありません。

同じような環境と戦っている、同年代の方々はたくさんいると思うだけでも力が湧いてくるものです。

大幅に条件の下がる再就職を経て、再スタートを切った方々も大勢いらっしゃいますので、思い切って足を踏み出してみることをおすすめします。

働くことを生きがいにしてみる

生活するために働くと、働いている時間が大変つまらない時間になってしまいます。

特に、生活費が切羽詰まっている状態であるほどに、それに比例して、喜びを見い出せなくなってしまいます。

どんなつまらない、つらい仕事であっても、何かしらやりがいを見つける事はできます。

お金のためにもちろん働くのですが、働くこと自体にやりがいをみつけてみる努力が必要です。

その時のポイントは、人と比較しないことです。

あくまでも、自分がどのように成長したか、何ができるようになったか、そのことを通して、相手や社会に貢献できたことはどんなことがあるのか、というところに焦点を当てることです。

お金といった物質を得るよりも、誰かの役に立てることを通して、本来人間は幸せを感じるようにできています。

生活がカツカツで辛くても、その一点さえあれば、生きていくことができるものです。

生活苦が故に、借金をかかえてしまった場合

どうしても生活が回らずに、借金をかかえてしまった場合、そのこと自体悪いことだと考えないでください。

生活をしていく上で、子供を育てて行く上で、やむおえないものだとしたら。

借金も覚悟して、生活していこうとした、自分を尊重して見つめてください。

借金は返せばいいのです。

もし、月々の返済が追いつかなくなった場合にも、債務整理という方法があります。

自分が返済できる支払い状況に、弁護士や司法書士をとおして調整していくことになります。

今がつらい状況でも、希望をもって取り組めば、必ず良い方向に好転していくことは間違いありません。

人物吹き出し

自分を客観的に見るのはやめて、肯定的な気持ちで、なんでもがむしゃらに取り組んでいけば、必ず道は開けてくるでしょう。