ローンを組んで車を購入する割合が購入者全体のおよそ50%とも言われ、本当に多くの方が自動車ローンを利用しています。

また、月々の支払が、軽自動車で1万5,000円、普通車の場合で平均2万~3万円ほどだと言われています。

月2万~3万というと、月の出費の中でも大きな割合をしめるものの1つになります。

もし、その自動車ローンが支払えなくなったら、その車はどうなってしまうのでしょうか。

今回は自動車ローンが支払えなくなった場合、実際車はどうなってしまうのか、またどのように返済の危機を乗り越えるかについて解説いたします。

延滞1ヶ月で車は引き上げられる

自動車ローンは他のローンとは違って延滞が長引くと、現物である車を取り上げられてしまいます。

どの程度、延滞が続くと車の引き上げられるのが気になりますが。

実は、車のローンでは、延滞をした1ヶ月と少しの間に車の引き下げが実行されてしまうほど、厳しい取り立てが待っています。

正規の引き落とし日に引き落としが確認できなかった場合には、郵便で催促の通知が入ります。

再引き落とし日にも引き落としできなかった場合には、電話での催促も入ります。再々引き落とし日にも引き落としできなかった場合には、この時点で車の引き上げのことを告げられることになります。

1ヶ月後である、翌月の引き落とし日に引き落とされなかった場合には、車の引き上げ日を決定します。

それでも支払いが無い場合には、車は実際に引き上げられ、その数日後の最終期日にも支払いが確認できない場合、その車は売却されてしまうことになります。

売却までの期日はおよそ1ヶ月と2週間ほどでしかありません。

しかし、一度引き上げをされても、料金を最終期日までに支払いさえすれば、車を返してもらうことができるので、その日にまでなんとかすれば、車を失うことはありません。

車を失っても支払いは続く

車が引き上げられた時点で、中古車業者が「傷がないか」「走行距離」を確認し、「最低でも○○万円はつけられる」という売却査定額を出すことになります。

この売却査定額をローンの残債と合算して、差額をローン組んだ当事者が支払うことになります。

その際に、全額相殺されないことがほとんどだといわれています。

結果に納得いかなくても、その結果を覆すことは難しく、残額を分割で支払っていかなくてはなりません。

ボーナス払いの延滞でも車の引き上げられる?

月々の支払いだけでなく、ボーナス払いをされている方もいらっしゃいます。ボーナス払いとなると、その月に引き落とされる額が大幅に引き上がる場合が多く、その月に延滞する方も多いといいます。

月の支払いを確実にしていたとしても、ローンを組んだ当時の約束通り、ボーナス払いがされなかった場合には、1ヶ月半程度で車の所有権を完全に失ってしまいます。

しかも、自動車ローンのボーナス払いは、途中で変更が効かないので、大変シビアな返済を求められるといえます。

ボーナス払い10万円のうちの7万円払ったとしても、受理されることはありません。

自動車ローンの支払いが難しいが車は残したい

車を残したいが、実際に自動車ローンの支払いが難しい場合には、車のローン以外の返済を整理することが望ましい方法となります。

車のローン以外に整理する債務がある場合は、任意整理を通して、自動車以外の債務の整理をし、自動車ローンの支払いができるように工面しましょう。

自動車ローンは、比較的金利が高く、早く返済が終わるように契約される傾向があり、ひと月あたりの返済額が高いとされています。

そのため、自動車ローンを整理の対象にしてしまうことで、月々の支払いの負担が減らない、さらに大きくなる可能性を秘めているのです。

また、整理の対象を選択できない自己破産、個人再生では、ローン会社、ディーラーを通して自動車ローンを組んだ場合には、車を差し押さえされてしまいます。

なぜなら、所有権留保といって、ローン会社、ディーラーが所有権を留保しているためです。

また、そうでない場合にも、許される財産の保有に限りがあるため、車の相場によって、残せるか残せないかが決まってきます。

車を残したうえで、借金問題を解決できるかどうかはケースバイケースだといえます。

人物吹き出し


そういった場合も、まずは、債務整理に詳しい専門家に相談してみるといいですよ。

以上、クルマのローンの返済が遅れると車は没収される?のまとめでした。